この手引書は、船内にある医薬品の管理、使用について外国人船員にも十分理解して貰えるハンドブックとして日本語・英語対訳で作成、2017年11月に改訂版を発刊しました。本書の掲載内容は目次をご覧ください。

船上で救急患者が出た時、衛生管理者が初期治療を行い、患者の症状を的確にとらえて陸上の医師に迅速に伝え、治療のアドバイスを受けるためのハンドブックとして和英併記で編集発行、2017年10月に改訂版を発刊しました。

傷病者や患者を目にして、その症状から何が応急処置として最も適切か、を判断するための案内書として、船内で現場に立ち会った衛生管理者の意見を参考に、1989年から5冊を一年毎に順次発刊、2018年7月に5冊を1冊にまとめた改訂版を発刊しました。

前掲の「船内における救急医療の手引」の外国人船員向けの姉妹版（英語版）1994年発行。本書の掲載内容（目次）は下記の通りです。

Volume１（上巻）

Volume 2（下巻）

乗組員が海外で受診するときの便宜を図るため、日本語と外国語対訳集を作成しました。診断と治療に必要な言い回しや、質疑を内容とする小冊子で、船舶に配布しています。診察を行う医師と患者とのコミュニケーションには欠かせない受診必携書です。下記の4種類の必携書を現在提供中です。

① 日本語・中国語・韓国語　　　　目次

② 日本語・英語・スペイン語　　　目次

③ 日本語・英語・タガログ語　　　目次

④ 日本語・英語・インドネシア語　目次

新型インフルエンザの感染予防対策及び感染者が出た場合の対応等についてのガイドブックとして、日本語版と英語版を発行しております。

・日本語

主に熱帯地域に発生する感染症「マラリア、デング熱、黄熱、チクングニア熱」の症状、治療法及び予防等について紹介しています。世界の港に寄港し、感染危険地域に滞在することも予想される船員の健康管理の一助となるよう、日本語版と英語版を発行しております。

・日本語

船舶に乗り組む全ての船員が、心身ともに健康な体で就労できるよう、心の健康管理のあり方を啓豪する冊子として、日本語版と英語版を作成しております。

生活習慣病は個人の嗜好や習慣のかたよりから起きる病気です。日本語、英語、タガログ語の冊子を作成しています。中高年世代がかかわりやすい代表的な生活習慣病を取り上げその症状やメカニズム、将来の危険、予防法などを解説しています。